自然のあるがままの姿を受け入れ豊かな思いを紡ぐ

2021.9.6 先輩からのメッセージ

根を下ろした生活

丹波篠山には移住に対する理解があり、移住者のコミュニティーもしっかりあります。一風変わった子育てや活動も温かく見守ってくださいます。
私たちの活動で得た利益を自然環境だけでなく人や地域など繋がるすべてにおいてプラスになるよう考える経営が継続でき、心地よい生き方だと思うようになりました。

移住をきっかけに夫は農業から造園業へ、私は「けせら工房」を開業することができて経済基盤も少しずつ安定してきました。
これからは丹波篠山という土地にしっかりと根を下ろして、この地域の良さをたくさんの人に知っていただきたいなと思っています。

自分の役割

マルシェで知り合った作家さんから「市販の布や糸を買っていたけど、草木染めのもので作りたい」とリクエストをいただき、そこから草木染めの糸や布の販売を始めました。
私の染めたものが、作家さんに渡ることで特色のある作品になり、そこから色々な人に広まるのを感じ、すごく嬉しかったです。
私は作家になりたいのではなく「自分の納得のいく草木染めをする」ことが好きで、縁の下の力持ちとして作家さんたちに納得して使ってもらえるものを作るということが性に合っているのだと感じました。

環境の変化も相まって自然の大切さなど、私の草木染めを通じて伝えたいことが徐々に広まっていることを感じています。これからは丹波篠山に「染色の森」を作るプロジェクトも始まります。
クラウドファンディングを利用したり、またネットでも私たちの暮らしや活動を発信して広めていきたいと思います。

 

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