都会の利便性も捨てない「二地域居住」というスタイルで
時間・居場所・ご近所の目に縛られない暮らし
一般企業の会社員、フリーランスの翻訳家、地方自治体の職員という性質も雇用形態も生活への保障も全く異なる3つの職業を経て、自分の時間を好きに使える「時間に縛られない」フリーランスの道に戻り、更にはパソコンとネット環境さえあればできる「居場所にも縛られない」仕事内容だけを生業とし、ついには夜中に楽器を弾いても誰にも文句を言われない「ご近所の目にすら縛られない」生活を求め田舎暮らしを始める決心をしつつも、都会の利便性も捨てるつもりはないため、大阪と兵庫を行き来する「二地域居住」というスタイルで田舎暮らしを始めました。
「パソコンさえあれば仕事ができる」特性を生かし、年間30日程度は妻の故郷である台湾にも居ます。
コロナ禍で田舎暮らしの良さを実感
令和2年、コロナ禍という災害に見舞われ混乱する都会を後目に、田舎の家に閉じこもり、冬に蓄えた鹿肉と庭で勝手に育つ野菜を食べ、災害時における第一次産業の持つ強さを再認識し、田舎暮らしを始めて正解だったと改めて実感しています。
何十日も都会に遊びに行けないのはさすがにつまらなかったので、兼ねてより作りたかったボルダリングウォールを1か月かけて自宅の納屋に作りました。今は「次はピザ窯でも作ろうかなぁ」とふんわり考えています。
やりたいことがあり、それを叶える場所として田舎を選択し、勇気をもって実行すれば、新しい人生が始まります。
ただし、無計画に飛び込むのではなく、収入源、当面の貯蓄、移住後数年間の展望など、下準備をしっかりと。